【過去10年のフェアリーステークスのデータ分析結果】
枠別

中山の芝1600の右外回りのCコースで、コーナーが3つありゴール前に急坂がある3歳牝馬にはタフなレースです。うちをロスなく回れる内枠と馬群に揉まれない外枠の好走が特徴です。
前走別

フェアリーステークスは前走が未勝利戦の馬が馬券内に好走するレースが少なくありません。それはデビューが遅くなったり、何かしらの理由で昨年出走ができなかったりする馬がいるため、まだ頭角が出ていない、能力を秘めている馬が隠れている可能性が高いためです。ここ2年はどちらも3連単の払い戻しは10万を超えています。一昨年においてはなんと50万馬券も飛び出している”荒れるレース”なのです。
所属別

勝ち馬の9頭が美浦所属の馬になります。
上がり別

コース形態上、コーナーが3つあり4コーナーにかけて下り坂を挟み、ゴール手前には急坂が待ち受けているため、基本は先行、差しが有利です。しかしフェアリーステークスではまだまだ経験の浅い牝馬たちがレースでかかってしまう、折り合いに不安のある馬が多いです。そのため道中のペースが流れやすくここ10年の中でもミドルペースからハイペースがほとんどです。中には追い込みやまくった馬が馬券内に届くこともあります。ここは上がりが早い馬を狙うのが安牌です。
人気別

最後に人気順成績です。
荒れるレースだけあって10番人気以下も勝馬が3頭出ています。しかし12番人気以降は勝馬が1頭も出ていません。注目したいのが1番人気の馬の勝利数が0%ということです。
ここは思い切って穴から攻めても面白いですね。
まとめ
過去10年のフェアリーステークスで狙える馬として、美浦所属で前走、前々走が未勝利もしくは1勝クラス、なおかつ早い上がりが使えて道中前目につけられる馬になります。